夢と過去
- hiro clarinet
- 2024年1月19日
- 読了時間: 3分
先日久しぶりに夢を見ました。
内容は、1年に何回か見る夢ですが、学生時代の吹奏楽部の顧問の先生が当時の部員たちと手を組んで攻め込んでくるという話。笑
(顧問の先生、部員の方々すみません...)
そんな夢を見て、何となく昔を振り返ってみようかと。
と思ったら、え、高校卒業したの、10年前!?
やば。
先にお伝えしておくと、先生の事が嫌いだったり恨んでいたりは全くしていません。
むしろ感謝してるくらいです。本当に。
「今は昔」の話になりますが、こんな私でも学生時代は吹奏楽部の部長をしておりました。
当時の顧問の先生は、何と言いますか、今でいうパワハラ、モラハラになるのかな?
納得のいかない部員には、他の部員やOB,OGの方を味方につけて、精神的に詰めてくるような方でした。
(今は凄く仲良くしてもらっていますが当時のOB,OGの方々ほんと怖かったなー笑)
私も何度かご指導いただきまして、幸いにも胃に穴は開きませんでしたが、代わりに肺に穴が開きました。笑
ただ当時若かった私はその世界しか知らず、パワハラなんて今では良く聞きますが昔の私は全く知らず。
顧問の先生がすべて正しいと思いこんでいて、自分自身苦しんだり、仲間の部員たちもなかなか助けることができずに、辛い思いをさせてしまったりと...
みんなの為にと動いた事が裏目に出るばかり。
今でも本当に悔いていて。
正直に言うと、みんなに恨まれてるんだろうなーとこの10年間ずっと心残りでした。
きっとこれからも心残りです。
部員の方々改めまして大変申し訳ありませんでした。本当に。
当時は辛かったですが、学ぶことはたくさんありました。
人との関わり方、言葉遣い等々、人として基礎となる事を学ばせていただきました。
あとは、メンタル強くなったかなと。
あの頃頑張れたし!という勇気をもらいました。
先にもお伝えしましたが、私は顧問の先生に感謝しています。
確かに大変だったけど、それくらい大切な事を学ばせてもらったし。
何より、あの時学んだ大切な事を伝えるために、わざと悪役を演じていたのかもしれない。
嫌われる覚悟で私達に伝えてくれたのかもしれない。
そう思うと、本当に感謝です。
先生という存在があったからか、部員のみんなは互いに支え合い、私たちの代は1人も途中で部活を辞める人はおらず、最初から最後まで全員で走り抜ける事ができました。
(1人学力の問題で転校した超いいやつは例外としていますが笑)
今思い返しても、あの環境で1人も辞めてないのは不思議でしょうがありません。
パワハラ、モラハラが明るみに出ている今日。
ハラスメントを受けている方、人間関係に悩んでいる方、なかなか周りに言えない方、大変な思いをされていると思います。
皆様の状況を知らぬ私には何も言う資格はありませんが、少しずつでも、名前を出さずにでも、境遇を教えてください。
私を含め、きっと話を聞きたいと思っている方が周りにいらっしゃると思います。
みんなで支え合いましょう。
ハラスメントをしてしまっている方も、その人自体が悪いわけではないかもしれない。
やり方伝え方が強いだけで、芯の部分は優しい人かもしれない。
それでも合わない人もいるかもしれませんが、少しだけ、人を嫌う機会が減るかななんて思ってます。
少しでも、皆様の日常に癒しを届けられますよう、私も精進致します。
調子乗って今日(こんにち)なんて評論文でしか見たことない言葉使ってしまったクラ奏者
clarinet & sax 大井 宏晃
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